~ アスリート 宇山選手 × 上山選手 特別対談 すべての人が “ジブン色”に活躍できる、共生社会を目指して。~

特別対談

~ アスリート 宇山選手 × 上山選手 特別対談 すべての人が “ジブン色”に活躍できる、共生社会を目指して。~

METoA Ginzaでは、スポーツをモチーフに「共生社会実現への想い」をテーマとしたイベント「IRO×IRO STADIUM」を開催(11月24日に終了)。11月7日には特別対談企画として、「アスリート特別対談」を実施いたしました。登壇したのは、アスリートとして、また三菱電機の一員として活躍する、フェンシング エペの宇山賢さんと、アーチェリー(リカーブ)の上山友裕さん。おふたりの交流や競技生活や振り返りながら、共生社会の実現にむけての想いを語っていただきました。

Profile

宇山 賢

フェンシングエペ
宇山 賢

香川県出身。中学時、兄の影響でフェンシングを始める。高校2年時にインターハイで優勝。同志社大学では全日本学生選手権で史上初の3連覇。4年時に全日本選手権優勝。その後も数々の大会で功績を残す。2021年10月、惜しまれながら現役を引退。

上山 友裕

アーチェリー(リカーブ)
上山 友裕

大阪府出身。同志社大学在学時にアーチェリーを本格的に始めるものの、社会人になって両足が麻痺する障がいを発症。その後もパラ選手として競技を続け、2013年初めて世界選手権に出場。「観客も楽しめる試合」を目指す。​

競技を離れても先輩後輩のいい関係

──フェンシングの宇山さんと、アーチェリーの上山さん。ご活躍の競技は違えど、おふたりはどちらも同志社大学のご出身で、共に三菱電機の社員です。ふだんからよく交流もされているんですか。

上山:つきあいは長いですね。最初、宇山さんが三菱電機に入社したときに、同じ大学だというので学部を聞いたら、「商学部です」と。なんだ一緒やん!となり、「じゃあゼミは?」と訊ねると、これまたおんなじ。そこからもう僕の飲み仲間になりました(笑)。

宇山:ただ僕は東京、上山さんは大阪と、拠点が違うのでいつも会えるわけじゃないんです。それでも上山さんが東京本社に来るときは必ず連絡をくれて、一緒に食事をしながら近況報告をし合ったり、スポーツを社内で盛り上げるにはどうしたらいいか作戦会議をしたりと、仲良くしていただいています。

──宇山さんは、10月に引退を発表されました。あらためて競技生活を振り返ってみての心境をお聞かせください。

宇山:これまで熱い応援をいただきまして、本当にありがとうございました。選手時代はたくさんのチャンスをいただきましたが、それをつかむことができたのは多くの声援とサポートがあったからこそ。みなさまのおかげで、とても恵まれた競技人生を送ることができました。これからは別のカタチで恩返ししていきたいと思います。

上山:最後に素晴らしい結果を残して、理想的な締めくくりになったよね。本当におつかれさまでした!

──今後は三菱電機の社員として、新しいことにチャレンジしていかれるそうですね。

宇山:まずは宣伝部の一員として、担当するMEToA Ginzaを盛り上げることを第一のミッションに掲げています。これまではアスリートとしてPRしてもらう立場でしたが、これからはみなさんに三菱電機グループの魅力をご紹介していく側。少しずつ経験を積んでいくことで、会社への貢献はもちろん、アスリートの仲間たちや応援してくださったみなさまに還元できるものを探っていきたいですね。