イベントレポート:ギネス世界記録に挑戦!何個入るか?紙飛行機スローイングチャレンジ

イベントレポート

Wind Lab in Ginza — 風と遊べるテクノロジー空間ギネス世界記録に挑戦!何個入るか?
紙飛行機スローイングチャレンジ

開催期間:2018年2月7日(水)〜 2018年2月25日(日)

ギネス世界記録に誰もが挑戦できる、注目のイベントがMEToA Ginzaで開催されました。題して「ギネス世界記録に挑戦!何個入るか?紙飛行機スローイングチャレンジ」。1分間で紙飛行機を的に入れた最多数を競う、というものです。2月7日より開始された「自由練習日」から、2月12日、25日の2日間に行われた「世界記録挑戦日」まで、多くのチャレンジャーたちが腕を磨き、技を競った熱いイベント。さて、ギネス世界記録は達成されるのでしょうか──?

ギネス世界記録を目指して、
METoA Ginzaに挑戦者が集結!

さまざまな分野で「世界一」を競う、ギネス世界記録。その挑戦のひとつとなったのが、「ギネス世界記録に挑戦!何個入るか?紙飛行機スローイングチャレンジ」です。舞台は、METoA 3(3F)に設置された特設ブース。青いカーペットの上に直径30cmの透明なバケツが置かれ、その手前には箱に積まれた多数の紙飛行機が用意されています。この紙飛行機を3m離れたバケツに1分間で最も多く入れて(最低5個以上)ギネス世界記録を目指す、というのが本イベントの趣旨となります。

「1分間でたった5個?」と思われるかもしれませんが、実際にやってみると1個入れるのもなかなか大変で、やればやるほど熱くなれるのがこの競技のおもしろいところ。2月7日からスタートした「自由練習日」にもたくさんの方々が挑戦され、紙飛行機スローイングを目的にMEToA Ginzaに足繁く通ってくださったチャレンジャーも続出したほどです。そして、その練習の成果を披露するのが、ギネスワールドレコーズ公式認定員立ち会いのもと、2月12日と25日に行われた「世界記録挑戦日」。両日の熱気あふれる戦いを、ここでご紹介しましょう。

いよいよ本番開始!
第1回「世界記録挑戦日」予選の模様

2月12日に行われた第1回「世界記録挑戦日」には、約30名がエントリーされました。練習を積まれた方も当日ふらりと立ち寄られた方も、参加はどなたでもご自由。まずは予選を行い、上位5名が本選出場となります。大会のMCを務めるのは、自身もギネス世界記録保持者であるという高地真吾さん。「3mラインを超えてはならない」「紙飛行機は1個ずつ投げる」「壁にぶつかって入ってもノーカウント」などのルール説明の後、いよいよ予選がスタート!1人3本の試投を経て、ギネス世界記録をかけた1分間の挑戦が始まります。

3m離れたバケツに紙飛行機を投げ入れるのは本当に難しく、最初の1個が入ったのは7人目でようやく。大勢のギャラリーに見守られての緊張もあってか、思うように結果が出せません。紙飛行機は本選のみ、市販のA4コピー紙からひとつひとつ手で折られたものを使用。その紙飛行機を時間内に何回投げられるかどうかが勝負のポイントです。1分間で40投近く飛ばせる挑戦者もいれば、20投にも満たない方もいます。ここで練習した方とそうでない方の差が出ていたようです。この日の予選の最高記録は3個。予選参加者全員に、ギネス世界記録挑戦を記念した限定オリジナルTシャツが進呈され、上位5名が本選へと進出します。

公式認定員立ち会いのもと、
第1回本選がスタート!

本選に立ち会うのは、ギネスワールドレコーズ公式認定員のマクミラン舞さん。本認定記録の正式名称である“Most times to hit a target with a paper aircraft in one minute”(1分間で紙飛行機を的に入れた最多数)の告知に続き、「3,2,1,Go!」のかけ声で競技を開始します。会場周囲には、予選以上に多くのギャラリーたちが集い、「パパがんばってー!」といったご家族からの声援も飛び交います。が、3人目までは0個が続き、4人目で3個、5人目で2個という結果。残念ながら、第一回大会では5個以上のギネス世界記録は生まれませんでした。

世界記録達成はならなかったものの、戦いはまだ終わっていません。それは、副賞の三菱掃除機「風神」をかけた争奪マッチ。本選参加者5名が1投ずつ順に紙飛行機を飛ばし、バケツに入れた方が勝ち上がっていく、というルールです。この日は予選で2個、本選で3個を決めた中上さんがみごと副賞をゲット! METoA Ginzaの今川支配人より「風神」を手渡され、満面の笑顔を見せてくれました。

世界記録達成なるか──?
第2回「世界記録挑戦日」

2月25日に行われた第2回「世界記録挑戦日」には受付開始早々から多数の方がエントリー。第1回同様、予選を勝ち抜いた上位5名で本選を競います。2回目の大会とあって、今回はかなり練習を重ねられた挑戦者もいた模様。世界記録達成への期待が高まります。MC高地さんの「ギネス世界記録~」の声に、「取るぞー!」の歓声で応える挑戦者たち。気合いもバッチリです。

予選を終え、16時からはマクミラン舞さんの号令で本選開始! さすがに今回の上位挑戦者たちは1個以上を確実に決めていきます。会場がどよめいたのは、3人目の鴇沢さんが4個目を入れ、その次に5個目を壁に当てて入れた瞬間。今回のルールでは、バケツ以外のものに当たって入った場合はノーカウントとなるのです。「あ〜あ」という落胆の声をよそに、黙々とスローイングを続ける鴇沢さん。最後にはきれいな弧を描いて正真正銘の5個目を決め、みごと世界記録を達成されました!

奇跡は最後に起こる?
驚きの大会結果にギャラリーも大喝采

大きな拍手で会場が沸き返るなか、挑戦はまだ続きます。ブースでは4人目の挑戦者荒木さんが、0個のまま30秒を迎えたところ。ここで奇跡が起きます。なんと後半で4個連続スローイン(!)に成功し、その直後に5個目も達成されました。すでに盛り上がっていたギャラリーも、この日いちばんの大歓声で2人目のギネス世界記録達成者を讃えます。

おふたりにはマクミラン舞さんから公式認定証が授与され、「世界記録保持者」として正式に表彰されました。まさかの2人の世界記録保持者誕生によって、副賞の「風神」はくじ引きでの贈呈となりましたが、どちらのチャンピオンも達成感に満ちた晴れ晴れとした表情です。「何も取り柄がなかったので、ギネス世界記録保持者になれて嬉しい。欲しかった掃除機もいただけて感無量です」と鴇沢さん。荒木さんも、「毎日練習しに来た甲斐がありました。すでに世界記録が出た後だったので、無心になれたのがよかったのかもしれません」と、インタビューに答えてくれました。

METoA Ginzaからギネス世界記録が生まれたこの日は、「Wind Lab in Ginza — 風と遊べるテクノロジー空間」の開催最終日。イベントの最後を飾るにふさわしい感動的なフィナーレとなりました。ご参加いただいた挑戦者のみなさん、そして戦いを盛り上げてくれたギャラリーのお客様、本当にありがとうございました!