イベントレポート

イベントレポート

ミライフドーム

開催期間:2021年12月3日(金) 〜 2022年3月8日(火)

もしもこんな夢が実現したら、世界はきっと、もっと素敵に変わる──。そんな自由な発想の”もしも(if)”を組み合わせて、ワクワクするようなミライを描き出すのが、METoA Ginzaの第17弾イベント「ミライフドーム」です。未来の夢をぎゅっと詰め込んだ「ミライフドーム」の作成から、未来の働き方や自然との共生をバーチャル体験できるデジタルコンテンツまで、内容も盛りだくさん。三菱電機グループ社員が提案するさまざまなミライのあり方に、共感や気づきを得られたというご意見も多数いただきました。ここでは、みなさまのお声とともに本イベントを振り返ります。

METoA Ginzaの考える未来をドームで表現

本イベントを企画するにあたって、三菱電機グループでは「自分にとっての明るい理想の未来」について社内アンケートを実施しました。職種も年代も異なる社員350名から寄せられたのは、地球環境やものづくり、働き方、医療、交通に関するものなど、さまざまな未来に関する想いやアイディア。その一つひとつが、「ミライフドーム」のコンテンツに生かされています。「ミライフドーム」は、いわば三菱電機グループ社員とご来場のみなさまが一緒につくりあげるイベント。よりより未来をつくるきっかけになれば、という願いを込めて開催させていただきました。

そんな理想の未来への入口となる1Fでは、大きなドーム型のオブジェがみなさまをお出迎え。これが、本イベントで制作を体験する「ミライフドーム」のイメージとなります。「メトアの考える未来」と題されたこのオブジェは、三菱電機グループ社員たちの描く未来を多彩なパーツで表現し、ドームの中で組み合わせたもの。「すごくかわいい! 外を歩いていたら、これが目に入ったので見に来ました(40代女性)」「丸いドームが気になって入りました。イベントも体験してみたい!(20代女性2名)」と、多くの方に関心を持っていただけたようです。

自分だけの「ミライフドーム」を作って大画面で遊ぼう!

2F METoA VISIONでは、本イベントのメインコンテンツである「ミライフドームの世界」を開催。お手元のスマホを使って、「ミライフドーム」作りに挑戦していただきました。QRコードから専用サイトにアクセスし、「空中」「地上」「室内」「大地」の各カテゴリーから望む未来のパーツを選択、最後に自分のアバターと背景を選べば完成です。「娘と一緒にパーツを選びました。簡単にできて、とても楽しかったです! 次は違う『ミライフドーム』を作ってみたいです!(30代女性・お子様連れ)」

作成したドームは、METoA VISIONに投影することができます。大画面にいくつものドームが並ぶ「ミライフドームの世界」では、センサーに手をかざして操作するゲーム性の高いコンテンツも用意され、なかでも花火やハートを飛ばして画面を盛り上げるアクションは大人気。「花火を打ち上げるのがとても楽しかった!もう一度体験したいなあ(10歳位女児)」「手で操作するのはむずかしいけど、すごくおもしろい! こんな楽しそうな未来が来たらいいね(40代女性)」

本イベントでの体験はすべて非接触で参加できるため、安心して楽しめるというご意見も数多くいただきました。「触ってないのに動く! 魔法みたい!(40代男性・4歳位男児)」「触らなくても遊べるのがすごいね! これからの世の中こういうしくみが増えていくだろうから、今のうちに慣れておかなくちゃだね!(20代女性2名)」

また、2月25日からは2Fに特別ブース「MIRAI LETTER」も登場。郵便ポストとデスク&チェアが設置されたこの空間では、未来に向けて手紙を送ることができます。これは、専用のオリジナル便箋と封筒を用いて未来の自分や大切な家族への想いを綴り、専用ポストに投函すると、2023年に記載の住所へ届くというもの。期間中は、多くの方々がここから”未来への手紙”を送られていました。参加された方は、ぜひ来年を楽しみにお待ちください。

三菱電機グループ社員がお届けする「ミライへの声」

3F Exhibitionでは、ユニークな仕掛けを楽しめる展示やアトラクションを通じて、多様なミライのあり方をご紹介。その導入役となるのが、色とりどりのバルーンで織り成す「ミライへの声」です。バルーンの中には三菱電機グループ社員が描く未来への想いや、それを実現するアイディアが詰まっています。その数ざっと350以上。立ち止まって一つひとつを丁寧に読まれる方もいらっしゃいました。

「ふら~っと通ろうとしただけなのに、つい引き込まれて真剣に目を通しちゃいました。どれもなかなかおもしろいね(60代男性)」「こうなってほしい、こうあるべきだっていう人々の気持ちが書かれているんですね。すごくいいことだと思います(50代外国人女性)」「私も開発をやっていたので、とても共感できます。また見に来ますね(60代男性)」

「どこでもテレポーテーション」でミライの働き方を体験

リモートワークの普及でどこでも働けるようになった今、未来に願うのはいつでも好きな場所にワープして仕事や暮らしを楽しむこと。そんなミライの働き方を体験できるのが、「どこでもテレポーテーション」です。スクリーンに映し出された質問に答えていくと、仕事や気分に合わせた場所へと場面が転換。その風景も海外の街や秘境から森林、海中、宇宙までバラエティに富み、まるで本物の瞬間移動を味わえると大好評でした。

「本当にその場にいるみたい! これ家にも欲しい!(40代女性・お子様連れ)」「いろんな場所で仕事をしている気持ちになれるなんて素敵です。リフレッシュできるし! リモート化がもっと進んで、つねにこんな環境で仕事をしたり、本を読めたりしたらいいな(20代女性)」「これはぜひ実現してほしいなあ。好きな環境で働けたら、アイディアがどんどん湧いてきそう(20代男女)」

未来の地球環境に想いを馳せる「動物とともに生きるミライ」

社員アンケートの中に複数あったのが、「動物と対話することで、生きものや自然、地球環境のことを知りたい」という声。そこからヒントを得て生まれたのが、動物とのコミュニケーションを疑似体験できるコンテンツ「動物とともに生きるミライ」です。キリンやガゼルとの楽しい会話やゲームを通じて、今起きている環境問題に触れられる仕掛けは、お子さんにも大人の方にも大評判。未来に向けて何ができるかを話し合うきっかけにもなったようです。

「こんなふうに動物と話してみたい! そしたら山登りとかすごく楽しくなりそうじゃない?(20代男女グループ)」「僕が助けたおかげでキリンさんが喜んでる! やったー!(3~4歳男児)」「ゲームでキリンを助けたり、お話ししたりしたせいか環境問題を身近に感じるようになりました(40代女性2名)」といったご感想のほか、「ガゼルの声がかっこいい!(20代女性)」というお声も多数いただきました。

よりよい未来をみんなで育てる「ミライの樹」

未来をよくするためには、何を変えればいいのか。それをみんなで考えていくのが、参加型コンテンツ「ミライの樹」です。「地球環境」「医療」「働き方」など6つの未来の絵を描いたオーナメント型のカードから、自分が変えたいものを選んでツリーに飾り付けていきます。「カードの柄がすごくかわいいです。色とりどりだから、飾り付けするのもワクワクしますね(20代女性2名)」「未来について考えるのは大切なことですね。みんなできちんと考えていい未来にしていきたいです(30代女性)」

カードの数は一週間ごとに集計され、どんな未来が望まれているのかがその都度目に見えるしくみも好評を博しました。「自分で選ぶだけではなく、他の人がどこに投票したのか可視化されているのがいいですね。私と同じ考えの人がたくさんいると思うと、うれしくなります(30代男女)」

気になる最終結果は、1位「地球環境(2468枚)」、2位「医療(1974枚」、3位「働き方(1662枚)」、4位「食(1406枚」、5位「交通・移動(1356枚」、6位「ものづくり(1223枚)」となりました。「やっぱりみんな地球環境が気になるんだね。子どもたちのためにも環境と働き方はとくによくなってほしいです(40代女性2名)」「僕は絶対、地球環境! これが改善されたら他の5つだって絶対によくなるはずだから!(9歳男児)」

三菱電機の取り組みと「ミライの企業に期待すること」

イベント終盤では、よりよい未来の実現のために三菱電機グループが取り組む知的財産活用促進などの活動を、社員の顔が見えるかたちでご紹介させていただきました。また社内の共創事例として、ロボット移動支援サービス×配送用ロボット「MELBot(メルボ)」のデモンストレーションも期間限定で実施。会場でもひときわ人気を集めていました。

さらにイベント会場出口では、「ミライの企業に期待すること」と題したご意見ボックスを設置し、ご来場者の声を募集。「のびのびと働ける企業」「誰もが認め合う社会」「全ての人が生きやすい社会になるようにフォローしてください」など、全部で2,767件もの多彩なご意見を頂戴しました。

いただいたご意見カードは、一枚一枚丁寧に展示させていただきました。「たくさんのメッセージだね。子どもが書いたメッセージもかわいい。私は絵を描いてみようかな(50代ご夫婦)」「先週来た時よりも増えているね!(40代女性)」と積極的に参加してくださる方も多く、最後には無数のカードで壁が埋め尽くされるほどの大盛況となりました。

お寄せいただいたたくさんのお声は、三菱電機が今後より良い企業へ向上していくための貴重なご意見として参考にさせていただきます。

未来を感じるグッズやコラボスイーツも大人気

1FのSHOPでは、”未来への想い”をコンセプトに宇宙やロボット、動物たちをモチーフにしたグッズや書籍、環境配慮商品をセレクト。とくに「動物とともに生きるミライ」に登場したキリンやガゼルのぬいぐるみは大人気でした。またMEToA Cafe & Kitchenでは、「ミライフドーム」をかたどった「チョコレートドームキャンベルアイス」が登場。温かいホワイトチョコソースをかけると、ドームが解けて中から赤いアイスが出てくる仕掛けに驚く方も多かったようです。

約3カ月間開催した「ミライフドーム」は3月8日、大成功のうちに無事終了いたしました。コロナ禍による営業時間短縮にもかかわらず、今回のイベントにご来場いただいた方々には、心より感謝申し上げます。「ミライフドーム」での体験が、みなさまの素敵な未来づくりの一助となれば幸いです。

三菱電機グループは、社員の想いを発信するだけでなく、みなさまのご意見を採り入れ、共に考えていくことで、これからも「明るい未来」の創造に貢献してまいります。

※新型コロナウイルス等の感染予防および拡散防止のため、現在METoA Ginzaではお客様と従業員の安心・安全の確保を最優先に、マスク着用や検温、手指や館内の消毒、入場制限などのソーシャルディスタンス確保を徹底しています。

最後に、ご来場のみなさまからお寄せいただいたコメントの一部をご紹介します。

未来について考えるのは大切なことですね。みんながきちんと行動して、よりよい未来をつくっていけるといいですよね。
(30代女性)

こうやって頭の中でイメージしたものを実現しようとする姿勢は素晴らしいですね! きっといつかは、展示にもあった「どこでもテレポーテーション」も実現できると思います。
(70代男性)

「ミライの樹」では、みんなが何に投票しているのかわかるのがおもしろかった。今はコロナが流行しているので医療と、やっぱり人間や動物の暮らしのためにも地球環境が人気なんですね。さまざまな分野の未来について考えるきっかけとなる素敵なイベントでした。
(40代女性)

私は将来お医者さんになりたいから、「ミライの医療」に期待しています! たくさんの人が病気やケガに悩むことのない未来にしたいです。
(10歳位女児)

私はダイバーシティ&インクルージョンに関わる仕事をしています。三菱電機さんが、このような目に見える楽しい展示で未来の社会づくりに取り組まれていることに感動しました。
(30代女性)

小学生の息子と一緒に最新技術を体験できる展示を見に行くことが趣味なので、今度は子どもを連れてMEToA Ginzaに遊びに来ます。
(40代女性)

「でんき島の大冒険」というイベントでMEToA Ginzaを知って、それから毎回遊びに来ています。今回もかわいらしくて素敵なイベントですね!
(30代女性・お子様連れ)

今学校でプロジェクト構築を学んでいるので、METoA Ginzaのイベントは勉強になります。どの仕掛けもおもしろく、とくにMEToA VISIONの美しさには心惹かれました。
(20代男性)

METoA Ginza自体が「ミライフドーム」みたいですね!
(60代男性)

ミライフドーム」にご来場くださったみなさま、本当にどうもありがとうございました。次のイベントでまたお会いしましょう。