イベントレポート

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未来を変える出会いがある。​
共創ライブ #3

2022年8月4日(水)

ご来場者からの質問に答えていただきました!

トークセッションの後には、質疑応答のコーナーが設けられました。その一部をここでご紹介します。

エアモビリティの推進における海外と国内の状況を教えてください。

中村さん : アメリカでは2000年台からエアモビリティの研究が進んでいます。加えて、プライベートジェットやヘリコプターチャーターなどの需要も高いため、空飛ぶクルマもそうした移動手段の置換としてスムーズに導入されていくでしょう。一方、日本でも経済産業省と国土交通省が「空の移動革命に向けた官民協議会」を2018年に立ち上げ、規制緩和や環境整備を進めています。協議会には私や三菱地所さんも参画しているのですが、”空の移動革命”実現に向けた本気度はかなり高いと感じています。

信江さん : アメリカに比べれば、パーソナルな空の移動には慣れていないのが日本の現状です。ただドローンに関していえば、ふだんは目に見えなくても、実はインフラ点検などの現場でかなり活用されていて、成果も上げています。規制緩和が進んでいることもあり、2~3年後には空に何かが飛んでいるのが当たり前の状況になっていくのではないでしょうか。数年後には、そこに空飛ぶクルマも加わっているかもしれません。

利便性と危険性が混在するエアモビリティ。普及を促すゲームチェンジのポイントはどこにあると思われますか。

西地さん : 今、ヘリコプターは日常的に空を飛んでいますよね。それが、eVTOLなどの新しい乗り物に変わっていくのが次世代エアモビリティの世界です。最初は怖いとか危険といったイメージもあるかもしれませんが、ヘリコプター同様、安全性を重視した設計になっているので、ことさら恐れる必要はありません。リスクに目を向けるよりは、むしろエアモビリティの利便性や楽しさといった、ポジティブな面を啓蒙していくことこそが大事。社会全体にわくわくするような期待感が広がれば、実装もより加速されると考えています。

豊田さん : 空を飛ぶのが怖いっていう感覚はどうしてもあると思うので、そこはきちんとリスク評価をし、納得してもらう必要があるでしょう。エアモビリティには、人が乗るものだけでなく、ドローンによる物流や測定、点検、捜索、災害調査など様々な活用法があります。まずはそうした無人の状態で片っ端からデータを取って分析し、リスクを算出していく。その結果、事故率が低いとわかれば安心できるし、普及も進んでいくのではないでしょうか。

ご質問をくださった方、ありがとうございました。

新規事業に取り組む方へのメッセージ

信江 一輝 さん

「エアモビリティ×都市デザイン」以外にも、いろんな掛け算を考えられるのがエアモビリティの魅力。今日のみなさんのお話を聞いて、ますますその可能性が広がりました。今後も当社の風況データソリューションを活かして、様々な掛け合わせを追求していきたいと思います。

中村 翼 さん

空飛ぶクルマについてこれだけ熱く議論できるというのは、開発当初には考えられなかったこと。時代の変化を感じています。次はつくる側だけでなく、乗る側の声も聞いてみたいですね。METoA Ginzaの3Fには空飛ぶクルマを疑似体験できるコーナーがあるので、ぜひみなさんもお試しください。

西地 達也 さん

各方面の専門家からいろんなご意見を聞くことができ、とても勉強になりました。「ドローンを使えば、ビルの有効面積が増える」というのはまさに新しい発見です。今後は専門家だけでなく、一般の方々も一緒に議論を進めることで、よりよいエアモビリティ社会を目指したいと思います。

豊田 啓介 さん

エアモビリティの進展に伴って、都市のあり方は根本的に変わる節目に来ています。空からの出入り口を考えれば、ビルの正面も窓や屋上になるかもしれません。それは、目に見える、わくわくする変化。今後の都市デザインがどうなっていくのか、建築家としてもますます興味の尽きないところです。

最後に、「共創ライブ#3」にご来場のみなさまのお声をご紹介します

会場では、ご来場のみなさまにアンケートを実施いたしました。「力強いメッセージに勇気づけられた」「リアルな意見が参考になった」「失敗を恐れず取り組んでいきたい」などたくさんのご回答、「とても満足」との高評価をいただいております。ここでは、いくつかを抜粋してご紹介しましょう。

【質問1】共創ライブ#3に参加されたご感想をお聞かせください。

ドローン以外のエアモビリティの話を聞く機会が少ないので、勉強になりました。
(26~35歳 男性)

社会実装に向けて、エアモビリティがどういうもので、どんな課題があるのかを知っておくことが重要だと思いました。
(36~45歳 男性)

エアモビリティそのものよりも、むしろ周辺にビジネスチャンスがあると感じました。
(36~45歳 男性)

【質問2】「エアモビリティ×都市デザイン」について、理解が深まった点があれば教えてください

ハードとしてはエアモビリティだけでなく、安全に飛ばすための設備や都市設計も同じぐらい重要なのだとあらためて知りました。
(26~35歳 男性)

実装するにあたって、どういうインフラづくりが必要なのかを興味深く学べました。
(36~45歳 男性)

様々なユースケースを聞いて、商業利用の可能性を感じました。
(36~45歳 男性)

【質問3】エアモビリティ×〇〇、都市計画×〇〇など、掛け算の形はいろいろあります。ご関心のある掛け算テーマを教えてください

モビリティ×エコ(SDGs)、モビリティ×DXなど
(26~35歳 男性)

エアモビリティ×広告、都市計画×アート。上空から見る広告なども面白いかもしれません。
(36~45歳 男性)

ご参加いただいた方には、あらためて御礼申し上げます。
「共創ライブ#3」の模様は、METoA Ginza公式YouTubeチャンネルでもご覧いただけます。ぜひお楽しみください。

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