ご来場者からの質問に答えていただきました!
トークセッションの後には、質疑応答のコーナーが設けられました。その一部をここでご紹介します。
日本企業が世界での競争優位を失う中、グローバルに通用する新規事業を生み出す方法はありますか。
麻生さん :僕は、新規事業においてグローバルは存在しないと思っています。なぜなら、国や文化、生活習慣の違う人たち全てにフィットする商品やサービスはあり得ないからです。大切なのは、どの国に住む、どういう人の、どんな課題に向けて、何を作るかということ。それには現地目線が不可欠なので、新規事業はその土地に住んでいる人にこそ提案させるべきです。大企業であれば海外に支社や拠点も多いはずですから、やりようはいくらでもあると思います。
情報格差は地域だけでなく、世界中で起きています。「ekinote」のようなアプリこそ、世界にスケールしていく価値があるのではないでしょうか。
中村さん :ありがとうございます。「ekinote」に関してはまずは国内で展開し、インバウンド需要が復活したら、英語版や中国版などのリリースも考えていければと思っています。もしかしたら、そこで英語圏、中国語圏の人たちが認知してくれたり、当社の海外拠点がジョインしてくる可能性もあるかもしれません。でも最初からグローバル展開を目指すと、当初の開発目的とブレてしまうので、成り行きに任せていくのが自然だと考えています。まだ始まったばかりのプロジェクトですが、今後も期待していただけると嬉しいです。
ご質問をくださった方、ありがとうございました。
最後に、「共創ライブ#2」にご来場のみなさまのお声をご紹介します
会場では、ご来場のみなさまにアンケートを実施いたしました。「力強いメッセージに勇気づけられた」「リアルな意見が参考になった」「失敗を恐れず取り組んでいきたい」などたくさんのご回答、「とても満足」との高評価をいただいております。ここでは、いくつかを抜粋してご紹介しましょう。
【質問1】共創ライブ#2に参加されたご感想をお聞かせください。
今直面している課題の解決につながるヒントをいただけました
(26~35歳 男性)
企業内の新規事業開発責任者として、非常にリアルな意見が参考になりました
(36~45歳 男性)
新規事業は変化していくもの、という考えがしっくりきました。失敗した人の方が後に成功する確率が高いという考えも大切だと思いました
(36~45歳 女性)
麻生さんのメッセージに勇気づけられました!
(36~45歳 男性)
自身も新規事業に関わっており、今日のお話は大変勉強になりました
(26~35歳 女性)
【質問2】トークセッションでは、どのような気づきがありましたか。
スタートと継続の間に"成立"があるということ
(26~35歳 男性)
失敗するとレッテルが貼られる日本の風潮、「あるなぁ」と納得。失敗をポジティブに向けていく考えが広がるといいと思いました
(26~35歳 男性)
事業化のロジックを突き詰めていくと、いつの間にか当初の意思を忘れてしまいがち。「Will」の大切さを再認識しました
(36~45歳 男性)
メンバーに任せる、入り込むことを意識しようと思います
(36~45歳 男性)
いかに人と人をつなぎ、アイデアを連鎖させられるかが大事だと気づきました
(26~35歳 男性)
新たな気づきというよりは、勇気づけられ、共感できたお話がたくさんあり、参加してよかったです。
(36~45歳 男性)
イノベーションの原点はやはり「多様性」であることを痛感しました
(56~65歳 男性)
【質問3】「三菱電機の新事業創出に向けた取り組み」に期待することは?
世界中に広がるようなサービスの創出と、継続的な挑戦に価値を見出す企業カルチャーの醸成
(26~35歳 男性)
自社だけでcloseすることなく、様々な人、場所、事業と共創し、広がりを持った事業を展開してほしい
(46~55歳 女性)
これからも社会をよりよくしていく取り組みに期待! 応援しています
(36~45歳 男性)
ご参加いただいた方には、あらためて御礼申し上げます。
「共創ライブ#2」の模様は、METoA Ginza公式YouTubeチャンネルでもご覧いただけます。ぜひお楽しみください。