イベントレポート

イベントレポート

IRO×IRO STADIUM
スポーツをジブン色で楽しもう

開催期間:2021年7月8日(木) 〜 2021年11月24日(水)

障がいのある方もない方も、あらゆる人がお互いを尊重し認め合う社会。三菱電機グループは、そんな「共生社会」の実現を目指して活動しています。その取り組みを、様々なスポーツコンテンツや展示を通じてご紹介するのが、METoA Ginzaの第16弾イベント「IRO×IRO STADIUM(イロイロスタジアム)」です。スポーツの発想とデジタルを組み合わせた、ここでしか味わえない体験を通じて、”ジブンらしさ”を見つける楽しさ。そこに多様性や共生社会のヒントを感じていただけた方も多かったのではないでしょうか。大好評のうちに終了した本イベントのハイライトを、ご来場のみなさまのお声とともにご紹介します。

スポーツを通じた共生社会の実現を目指して

三菱電機は、バスケットボールをはじめとする数々の企業チームを運営しているほか、様々なスポーツの普及・啓発活動にも取り組んでいます。その根底にあるのは、誰でもスポーツを楽しめる環境づくりや技術支援を通じて、共生社会の実現に貢献したいという願い。スポーツの魅力を広めるために、体験イベント「三菱電機Going Up キャンペーン全国キャラバン」の実施や、車いすバスケットボールの国際大会「三菱電機WORLD CHALLENGE CUP」の特別協賛、スポーツに関する情報発信なども行っています。

本イベントでは、三菱電機のそうした取り組みの一端をご紹介するとともに、スポーツの楽しさを体験できる様々なアトラクションをご用意。お子さんからご年配の方まで、たくさんの方々にご参加いただきました。その様子を、まずは2F METoA VISIONからご覧いただきましょう。

METoA VISIONで4種目のオリジナルデジタルスポーツに挑戦

METoA VISIONのスペシャルコンテンツ「IRO×IRO STADIUM」でお楽しみいただいたのは、様々なスポーツから着想を得た4つのオリジナルデジタルスポーツ※。両腕または片足を使って的に矢を当てる“Just AIM”、顔の動きだけでボールを打ち返す”Just HIT” など、体の一部だけを使って挑戦するアトラクションです。「道具を使わないアーチェリーは、子どもも安心して楽しめていいね(30代男性・お子様連れ)」「なかなか体験できないスポーツに挑戦できて楽しかったです!(30代カップル)」「ボールを打ち返したときの音がいい感じにスカッとして、ストレス発散になりますね!(20代女性)」と、みなさん気持ちよさそうにプレイされていました。

※公益財団法人 日本パラスポーツ協会後援のもと作成しています。

どんな動きをしたかによってその人の個性が浮き彫りになるのも、このアトラクションの特長です。体験終了後には、その個性を色と称号で表した記念メダルが贈呈され、表彰台での写真撮影が待っています。「僕、天下無敵のスーパースターだって!」「すごい! めっちゃすごい!よかったね!」と、うれしそうに記念撮影をされていくご家族連れの方も多く見られました。

スポーツの歴史を支えてきた三菱電機の歩み

3F では、スポーツの魅力や共生社会実現に向けた三菱電機の取り組みをご紹介。スポーツの歴史と三菱電機100年の歩みを展示で振り返るコーナーでは、壁一面の年表で各時代のイベントを辿れるだけでなく、当時のテレビやラジオなどの製品実機も展示されていました。往年のダイヤトーンラジオを映像でご覧になって、「うわ、懐かしいよ! これ見て!」と声を上げるご年配のご夫婦も。また別のご夫婦は、「昔のテレビやラジオが見られて懐かしい気持ちになりました。子どもの頃は家にテレビがなくて、お金持ちの友だちの家に行って見てましたね。でもあの頃は楽しかったなあ」と仲睦まじげにお話しされていました。

こうして100年を振り返ってみると、暮らしのそばにはいつもスポーツがあったことが実感できます。またこのコーナーでは、誰もがスポーツを楽しめるような「活力とゆとりある社会」の実現に向けた三菱電機の技術や取り組みも紹介され、共生社会への想いが伝わってきました。

アスリートたちの愛用品を間近で見られる貴重な展示も

三菱電機グループの取り組みは、技術によるスポーツ支援だけではありません。トップアスリートの採用やスポーツチームの運営・支援など、「人」への支援活動も積極的に行っています。3Fでは、そんな現役アスリートたちが実際に競技で使った道具やユニフォーム、メダルなどの実物を展示。「アーチェリーの上山選手のパネルがある! 三菱電機の人だったんですね(20代カップル)」「アーチェリーってこんなに大きいんですね。初めて実物を見ました(50代女性)」「あ、フェンシングの宇山さんだ! 本物の剣もある!(10代後半カップル)」と、歓声を上げる方も多くいらっしゃいました。

アスリートコーナーの壁面では、三菱電機が運営するチームや支援する選手たちをパネルで展示するほか、「三菱電機Going Up キャンペーン全国キャラバン」の取り組みについてもご紹介。どの展示も熱心に見学される方が多く、なかには「これ、夏休みの宿題の新聞作るのに使えそう!」と張り切る小学生の姿も見られました。

本物の道具を使って車いすバスケに挑戦!

3Fでは、三菱電機グループが支援している「車いすバスケットボール」を疑似体験できるアトラクションもご用意。実際に競技で使う車いすに座って、パスやゴールシュートの腕を競うゲームに挑戦していただきました。「座ってボールを投げるのが、こんなにむずかしいなんて!(20代カップル)」「足が踏ん張れないから、思い通りのところに投げられない。使い慣れない筋肉使うから、いい運動になるわね(50代女性)」「車いすバスケのゴールって一般のバスケと同じ高さなんですか!? だから選手ってみんなムキムキなんですね(20代カップル)」

アスリート気分を味わえるフォトスポット

イベントの最後を締めくくるのは、フォトスポットでの記念撮影。趣向を凝らした仕掛けで、毎回人気のコーナーです。今回は、イベント期間前半に車いすバスケットボールの競技シーンを、後半にはスポーツ新聞風の背景をセッティング。アスリートになりきって、思い思いのスタイルで撮影をお楽しみいただきました。「銀座のど真ん中で、競技用の車いすに座った写真を撮れるなんて思いませんでした。いい記念になります(30代男性2人組)」

平日午後はデリバリーロボット「MELBot」も登場!

あらゆる人が使いやすいものづくりに向けた、三菱電機グループの取組のひとつとして、デリバリーロボット「MELBot(メルボ)」のデモンストレーションを実施しています。3Fでスマホを使って呼び出すと、1Fから自分でエレベーターに乗ってプレゼントを届けに来てくれるMELBotは、今や館内一の人気者。「一人でエレベーターに乗れるなんてすごい!」「将来ロボットがお仕事のお手伝いしてくれるかもね」「ロボットが働けるなんてカッコいい!」と、初めて見たロボットに感激される親子連れの方もいらっしゃいました。

METoA Ginzaを訪れたら、床や天井にもご注目を!

METoA Ginzaでは、床面の光アニメーションでご案内や注意喚起を促す「てらすガイド」を採用しています。「素敵な色合いですね。アニメの動きもおもしろい!(70代女性)「上から投射しているわけじゃないんですね。影ができないから見やすいです(60代男性)」と、ご利用者の評判も上々です。また、2F METoA VISION出口付近の天井には、青空照明「misola」を設置。「本物の空みたいですね(50代男性)」とのお声もたくさんいただいています。ビルの中でも青空を感じられる「misola」を、ぜひみなさまもご体験ください。

イベントコラボスイーツやグッズも大好評

イベント期間中、1FのSHOPではスポーツや共生社会をテーマに商品をセレクト。スポーツに関連したグッズや書籍、ユニバーサルデザインを採り入れたカトラリーなどが人気を集めていました。また1F METoA Cafe & Kitchenでは、イベントコラボスイーツとして、色とりどりのフルーツやフラワーがお皿を彩るマスカルポーネクリームフルーツワッフルが登場。ソースも3種類から選べ、まさにIRO×IROな味わいを楽しめるスイーツだとご好評いただきました。

コロナ禍による営業時間短縮にもかかわらず、今回のイベントにご来場いただいた方々には、心より感謝申し上げます。ユニークなスポーツ体験や展示を通じて、共生社会の実現に向けた三菱電機グループの取り組みや想いに共感していただけたなら幸いです。

※新型コロナウイルス等の感染予防および拡散防止のため、現在METoA Ginzaではお客様と従業員の安心・安全の確保を最優先に、マスク着用や検温、手指や館内の消毒、入場制限などのソーシャルディスタンス確保を徹底しています。

最後に、ご来場のみなさまからお寄せいただいたコメントの一部をご紹介します。

三菱電機さんといえば、エスカレーターやエレベーターのイメージがありましたが、共生社会やダイバーシティといった社会課題解決のためにもいろいろと貢献されているんですね。
(40代男性)

「三菱電機とスポーツって何か関係があるのかな」と不思議に思って聞いてみたら、「共生社会実現に向けて、誰でもスポーツを楽しめる環境づくりに技術で貢献している」とのこと。素晴らしい取り組みだと思います。
(40代男性)

車いすバスケが楽しくて何回も体験しちゃいました。座りながらボールを投げるのはむずかしかったけど、ゴールドの称号がもらえてうれしかったです。MELBotもかわいいし、プレゼントまでいただけて大満足でした。
(40代男女)

「2Fのゲームが楽しくて、もう16回も来たよ! 今日はチャレンジモードに挑戦します。毎回違うメダルがもらえるからおもしろい!」「近所に住んでいるので、学校が休みの間何度も来てしまいました」
(30代女性・お子様連れ)

小学校が休みで遊びに来ました。行くところがなかなか見つからないので、助かっています。
(30代女性・お子様連れ)

こうやって無料で大人から子どもまで楽しめる場所があるのは、とてもありがたいです。コロナがなければもっと活用できるけど、今は我慢ですね。
(40代女性)

午前中にここを通りかかって気になっていたので、食後の運動のために来ました。すごく楽しかったです!
(60代男性)

イベントがとっても楽しかったので、また来たいです。英語の字幕もあるし、いい勉強になりました。
(インターナショナルスクール教師)

ドイツの車いすバスケの関係者として来日しました。ここの体験は楽しかったです。本物より激しく感じましたね。
(ドイツ在住40代女性)

IRO×IRO STADIUM」にご来場くださったみなさま、本当にどうもありがとうございました。
次のイベントでまたお会いしましょう。