福島市多文化共生センター「Yuiverse」で開催された「多文化共創社会実現に向けたミーティング」イベントにMEToA Ginzaスタッフと三菱電機社員が参加。留学生を含めた福島大学の学生、及び福島市内に在住する外国人の方々と交流しました。
現在、日本国内に居住する外国人は300万人を超え、今後も増加するとの予測があります。地域社会においては、外国人が増加することで文化・習慣の違いから生活ルール上の課題が指摘されています。
福島市多文化共生センター「Yuiverse」では、多文化共生社会推進のための取り組みの一環として英会話講座や料理教室など、不定期で様々なイベントを開催しています。今回は福島のお米と相性のいいメニューをベトナム出身スタッフから教わる料理教室に、三菱電機のジャー炊飯器がコラボ。食事を楽しみながら親睦を深め、多文化共創社会実現に向けたミーティングを実施しました。
今回のイベントを主催する福島市定住交流課の方々とは、サステナ“ワクワク”アクションプロジェクトのパートナーとして連携が始まりました。
fromVOICE#019より「日本で働きながら学ぶ外国人の姿」
調理の手順を教えてくださったのは福島市で外国人生活相談窓口に携わるベトナム出身のクイン(Quỳnh)さん
左手前がネムルイ(Nem Lụi)、右奥が揚げ春巻きネムザン(Nem rán)
三菱ジャー炊飯器『本炭釜 紬』の「銘柄芳潤炊き」は全国50銘柄に対応しており、福島のブランド米「福、笑い」もおいしく炊けました
総勢16名が4グループに分かれて作ったベトナムのおかず。
Yuiverse上階の福島市アクティブシニアセンター アオウゼ 調理室をお借りしました
福島市の外国人生活相談窓口のベトナム出身スタッフのクインさんを講師として、留学生を含めた国際交流活動に興味のある福島大学の学生と三菱電機社員が一緒にベトナム料理を作りました。
おかずにはベトナムの揚げ春巻きやネムルイ、三菱電機のジャー炊飯器(NJ-BW10G)を使って福島県のブランド米「福、笑い」を炊きました。
食事の後は、話した言葉が翻訳され、指でなぞった軌跡に文字を表示することができる「しゃべり描きアプリ」のデモ機を使いながら、多文化共創社会実現に向け参加者同士のディスカッションが行われました。外国人が日本で生活する中で困ったこととして、病院での受診時に医者の話す専門用語や、賃貸契約時の手続き方法や用語がわからないといった事例が挙げられました。こうした課題は日本人が海外で暮らす場合にも起こり得ることであり、一人ひとりが当事者として、みんなで解決の糸口を考えなければならないといった意見が交わされました。
多様な文化をバックグラウンドに持つ人々がお互いに違いを認めて生活していくためには、回りくどい表現や難しい敬語・方言を避け、易しい言葉を用いながら、お互いを理解しようとする姿勢を持ち続けることが大切だといった意見が発表され、ミーティングが締められました。