イベントレポート

イベントレポート

デジタル収穫祭 in Ginza

開催期間:2019年11月19日(火) 〜 2020年3月4日(水)

毎日の食卓を彩る豊かな食の恵み。それは食づくりに関わるさまざまな人たちの努力の賜物です。おいしい食材や食品が私たちの元に届くまでには、目に見えないたくさんの苦労があるのです。そんな食の舞台裏を体験できるのが、METoA Ginza第13弾イベント「デジタル収穫祭 in Ginza」。バーチャルな収穫体験を通じて、作物を育てる楽しさと大変さを学べるアトラクションは、お子さま連れのご来場者にも大好評でした。クリスマスや年末年始を挟んで一層にぎわった開催時の様子を、みなさまのお声を添えてご紹介します。

家庭から宇宙まで、幅広い技術で食づくりに貢献

今回のイベントテーマは“食”。「三菱電機が食?」と思われるかもしれませんが、農場や工場といった生産から流通、店舗、ご家庭まで、三菱電機グループではさまざまなテクノロジーによって食のつくり手のみなさんをお手伝いしているのです。本イベントでは、ご家庭でもおなじみのキッチン家電に加え、空調、冷凍・冷蔵機器、FAシステム、IoT、人工衛星などの先端技術が、多彩な食のシーンで活用されている様子をご紹介。宇宙から農業サポートしたり、屋内での野菜の栽培など、驚きのトピックスにも出会えます。

「デジタル収穫祭 in Ginza」では、そうした食にまつわる三菱電機グループの取り組みを、多彩なアトラクションと展示でご紹介。これまでにないユニークなイベントとして、多くの方々にご来場いただきました。

その入口となる、METoA1(1F)では、大きな野菜のオブジェがみなさんをお出迎え。「この大きな野菜に見とれて入ってしまいました!(50代女性)」「外から巨大な野菜が見えて興味を引かれました(50代男性)」という方も多く、道行く方々にもおおいに関心をもっていただけたようです。「野菜のオブジェやぬいぐるみがたくさんあって楽しい!かわいい!(20代女性)」「こういう野菜のオブジェは、健康のためにみんなもっと野菜を食べようみたいなメッセージの役割にもなるわよね(40代欧米女性)」

野菜づくりの精と一緒に、元気な野菜を育てて収穫!

収穫祭のメインステージとなるのは、METoA2(2F)の「Magical Harvest Garden」。METoA VISIONに映し出されるバーチャルな屋内ファームで、野菜の栽培と収穫を疑似体験することができます。まずは画面手前のプロジェクションテーブルで、育てたい野菜を選択。アイコンをタッチして種をまいたら、水や光、CO2などの“野菜づくりの精”を送り出して野菜を育てていきます。「タッチして栄養をあげると野菜が元気に育つんですね」「それぞれの野菜がどんな花を咲かせるのかがわかって、子どもたちの食育にいいですね(80代女性)」「自分で野菜を育てたことがないので、これだけでとっても幸せな気持ちになりました(70代女性)」「なんか癒やされました(30代女性)」

ていねいにお世話した成果は、たくさんの大きな実となって表れます。画面に収穫量が表示され、☆☆☆が出たら大収穫!エンディングでは、収穫した野菜が画面いっぱいに降り注ぐ迫力の映像をお楽しみいただきました。「きれいな野菜たちだね。鮮明な映像のおかげでとてもおいしそう(60代男性)」「サラダが食べたくなりました(30代カップル)」「スクリーンとプロジェクションの組み合わせが素晴らしい。ミラノの学校に導入したいほどです(イタリア人50代女性)」「この音と映像に癒されました。心からホッとする時間だったわ(50代女性)」

収穫祭にご参加いただいた方には、記念に野菜の種をお持ち帰りいただきました。「ちょうど今、家庭菜園をしているんです!めっちゃうれしいです。ありがとうございます!(20代男性)」「これを機に野菜の栽培に挑戦してみます(40代女性・お子さま連れ)」と、多くの方々に喜んでいただけたようです。

宇宙からご家庭まで、食にまつわる多彩なテクノロジーを展示

METoA3(3F)エキシビションフロアでは、「生産」「製造・加工、鮮度維持」「家庭」の3つのゾーンで、食づくりの大変さや難しさとそれを支える技術をご紹介。フロア入口には、1Fと同様に大きな野菜が展示され、そこで記念撮影をしていかれる方もたくさんいらっしゃいました。

「生産ゾーン」では、農場のお手伝いをバーチャルに体験。テーブルに広がる畑を舞台に、水まきや草取り、畑を荒らすいのししの追い出しなどをハンドジェスチャーで行うゲームです。ポイントは、みんなで協力してやること。ひとりではこなしきれない農作業も、たくさんの手を借りることで「大収穫」につながります。「みんなで一緒に体験できたので、協力しながら他の人ともお友達になれました(40代女性・10代お子さま連れ)」「野菜を収穫するってとても手間がかかること。農家の人は本当に大変ですね(40代女性)」「これからは、苦労して育ててくれた農家の人たちの姿を思い浮かべながら、一口ずつおいしく野菜をいただきます(50代男性)」

人工衛星やさまざまな技術を結集して農業をサポート

農作業の省力化や農作物の安定供給をサポートするために、三菱電機グループではさまざまな取り組みを行っています。そのひとつが、準天頂衛星を利用した「農業用トラクターの自動運転実現に向けた支援」です。展示コーナーでは、その驚きのしくみと高精度な位置情報の測位結果なども紹介していました。「農機の自動運転は人手不足の農家にとって強力な助っ人だね! (50代男性)」「トラクターが自動運転になったら本当に便利! 三菱電機は家電をつくっているだけではないんですね(50代男性)」

また「生産ゾーン」では、三菱電機グループの空調・FAシステム・IoT・LED照明などの技術を駆使した「完全人工光型屋内ファーム」も展示。すでに実用化され、このテクノロジーで栽培された野菜も一般に流通しています。「天候に左右されず安定的に野菜をつくれるのは素晴らしい技術です。私たちもこんなふうに野菜を育ててみたい(30代カップル)」「コンテナ型の屋内ファームなら、どんな環境にも設置できそう。砂漠の多い土地や発展途上国などにもぜひ広めてほしいです(40代女性)」

バランスゲームで知る日本酒づくりの大変さ

「製造・加工、鮮度維持ゾーン」では、バーチャル酒蔵で日本酒づくりに挑戦。麹を繁殖させるのに必要な温度と湿度の絶妙なコントロールを、全身を使ったバランスゲームで体験していただきました。これが本当に難しく、「金賞」の称号を得るまで何度もトライされる方もいらしたほどです。「ゲームを通じて日本酒つくりの大変さが伝わりました(50代女性2人組)」「コンセプトが素晴らしい! 温度・湿度管理のむずかしさを重心移動のコントロールで体感できてわかりやすいですね(50代女性2名・30代女性1名)」

三菱電機グループは、多彩なニーズに応える空調、冷凍・冷蔵テクノロジーで酒造の現場をサポート。温度・湿度のコントロール技術により、通年での日本酒づくりを可能にし、品質維持にも貢献しています。「昔からの伝統技術と最新技術が共存していくことも、これからの時代には必要なんですね(30代男性)」「最新のテクノロジーと伝統の技術をいかにうまく組み合わせられるかが肝心ですね(60代男性)」

大切な食の恵みをキッチン家電でさらにおいしく!

最後の「家電ゾーン」では、三菱電機のキッチン家電を展示。食材の鮮度とおいしさを保つ冷蔵庫や、お米のおいしさを極限まで引き出すジャー炊飯器、食パン1枚を丁寧に焼き上げて豊かな味わいを引き出すトースター「ブレッドオーブン」など、食の恵みをさらにおいしく仕上げるこだわりの商品を実機でご覧いただきました。

「ネットで気になっていたブレッドオーブンが実際に見られてよかったです(40代男性)」「この炊飯器欲しかったんです。デザインもかわいくて、やっぱり三菱電機は特別ですね(50代女性)」「うちの冷蔵庫も三菱電機製です。切れちゃう瞬冷凍も朝どれ野菜室も気に入ってます!」(オーストラリア40代ご夫婦)「日本初の家電をつくるのはだいたい三菱電機なんだよね。どこよりも新しくて、デザインもスマートなのがいい(40代男性2人組)」

屋内ファーム育ちの野菜がカフェメニューに登場!

METoA Ginzaでは、イベント毎に1Fのショップやカフェとの連動コラボレーション企画を実施しています。ショップでは、野菜でつくったクレヨンや、食品サンプルのアクセサリー、自宅で野菜を育てられる栽培キットなど、収穫祭の記念にふさわしいアイテムをセレクト。時節がら、お子さんやお孫さんへのクリスマスプレゼントに選ばれる方も目立ちました。

一方、METoA Cafe & Kitchenには、3Fでもご紹介した「完全人工光型屋内ファーム」で育てられた野菜を使ったメニューが期間で登場。ピュアな野菜のサラダとスムージーの2つのメニューで、みずみずしい野菜のおいしさをお楽しみいただきました。

イベント期間中は、こちらも恒例となったスタンプラリーを実施。館内各コーナーでスタンプを集めてクイズに回答された方には、野菜のオリジナルマグネット6種類のうち1枚をプレゼントさせていただきました。「やったー! 自分の収穫した野菜だ(30代カップル)」「色々なマグネットを集めていますが、野菜ははじめて! (60代女性)」「このぐらい大きめのマグネットだと紙がきちんととめられて、便利ですよね。」(40代女性)と、うれしいお声もたくさんいただいています。

また、2月14日からは、毎日17時から先着150名様に「タピオカパンプキンラテ」を無料でお楽しみいただく「METoA Yorimichi Stand」を開催いたしました。大人気のタピオカドリンクを、「デジタル収穫祭 in Ginza」にちなんだオリジナルドリンクとして、連日多くの方にお楽しみいただきました。

今回もたくさんの方々にご来場いただき、ご好評のうちに終了した「デジタル収穫祭 in Ginza」。収穫の喜びを通じて、食の恵みへの感謝の気持ちを思い起こしていただけたなら幸いです。

最後に、ご来場のみなさまからお寄せいただいたお声の一部をご紹介します。

三菱電機は家電以外のこともやっているんですね。知らなかったです。食についてここまで詳しく考えたことがなかったので、すごく勉強になりました。
(40代女性)

イベントが変わるたびに家族で来ています。毎回とても勉強になるし、子どもたちもゲームで楽しめると大喜びで、わが家全員METoA Ginzaが大好きです。次のイベントにも期待しています。
(50代夫婦とお子さま2名)

アメリカで農業に関する仕事をしています。今日はたまたまこちらに来ましたが、銀座で農業に関する展示があって驚きました。三菱電機は食のシーンでもさまざまなところで生活を支えているんですね。
(アメリカ在住の40代日本女性)

こんなに野菜に埋もれた体験ははじめて! この視覚効果だけでも、栄養がたっぷり摂れて体にエネルギーチャージできた気がします。
(30代男性)

娘は野菜好きなので、今回のイベントには大喜び。とくに2Fがお気に入りで、ついつい長居してしまいます。
(30代女性と4歳位のお子さま)

ここはいつも色々なことをやっていておもしろいですね! 野菜を育てるのが大好きなので、今回はすごく楽しかったです。
(小学生女児)

METoA Ginzaには10回以上来ています。どのイベントも毎回楽しく体験させてもらって、子どもたちも喜んでいます。三菱電機に感謝します!
(40代夫婦とお子さま2名)

今の子どもたちは、科学館や博物館へ連れて行ってもあまり楽しまず学んでもくれませんが、ここなら野菜栽培に何が必要かも遊びながらすぐ理解できそう。今度生徒たちを連れて来たいです。
(40代女性・小学校教員)

日本には、こうして楽しく知識を学べる施設があって素晴らしい。カナダにはアートに関するミュージアムやギャラリーはあっても、METoA Ginzaのような施設はないのでうらやましく感じます。
(カナダ人20代カップル)

デジタル収穫祭 in Ginza」にご来場くださったみなさま、本当にどうもありがとうございました。次のイベントでまたお会いしましょう。