イベントレポート

イベントレポート

三菱電機イベントスクエア METoA Ginza プレゼンツ
Christmas Factory
in PLAT UMEKITA

社会課題を解決する4つの最新技術を体験して
未来の暮らしについて考えよう

開催期間:2024年12月14日(土)~2024年12月25日(水)

METoA Ginzaは、銀座にとどまらず全国へ「ワクワクするサステナブルな体験」をお届けするために、大阪・梅田の「PLAT UMEKITA」でクリスマスを楽しみながら三菱電機の最新ソリューションを学べる体験型イベントを開催しました。「PLAT UMEKITA」は、2024年9月にできたばかりの“エシカルテイメント”をテーマに新しい価値観を発信する情報発信基地です。会場にはお子さま連れのご家族、若いカップルからお年寄りまでたくさんの方にご来場いただきました。

妖精さんたちのお困りごとを最新技術を体験して解決しよう

イベント会場では、クリスマスプレゼント工場で働く99人の妖精さんが直面したお困りごとを、来場者が4つの最新技術を体験することで解決方法を知るという設定です。会場にはたくさんのかわいい妖精さんたちが配置され、楽しいクリスマスの雰囲気。最初に来場者はスタンプラリーを兼ねたオーナメントカードを受け取り、各ミッションのコーナーを巡ります。ミッションをクリアする毎にスタンプを押せば、きれいなクリスマスのオーナメントが完成。さらにアンケートに答えると妖精さんのかわいいステッカーがもらえます。また、12月22日(日)~25日(水)には、三菱電機統合デザイン研究所が企画開発したカカオハスクと和ろうそくの廃材をアップサイクルしたハート形の着火剤「CHACCACAO」にアクリル絵の具でお絵描きをするワークショップも開催されました。

MISSION 1

パズルキューブを最速で解くロボット「TOKUFASTbot」

妖精さんがプレゼントのパズルキューブがちゃんと動くかどうかチェックしたら元に戻せなくなってしまいました。さあ、どうしましょう。

そこで三菱電機の「TOKUFASTbot」の登場です。ロボット内のカメラがパズルキューブを撮像し、AIで正確な色判別をして回転手順を瞬時に判断し、高精度のモーターでパズルキューブを回して一瞬で元に戻してくれます。 「TOKUFASTbot」は2024年5月に兵庫県で世界最速の0.305秒を達成してギネス世界記録™に認定されています。「TOKUFASTbot」はカメラやコントローラ、モーターなど、ほとんどが三菱電機の製品で構成されており、世界中の工場の自動化・効率化に使われている技術を応用して成り立っています。会場では定期的に実機のデモ運転も行われ、毎回多くのお客様に見ていただき、運転するたびに「おーっ」という驚きの声と拍手が巻き起こりました。

来場者の声

「はやーい、一瞬でした!自分たちだけの力で開発しているのってすごいですね」
「実際に見るまで半信半疑だったけど本当に一瞬の出来事で驚きました。普段は家電製品でしか接していないので、三菱電機がこういうロボットの開発もしているとは知りませんでした。三菱電機のイメージが変わりました」

MISSION 2

たくさんの箱の中から子犬を探し出す
サーマルダイオード赤外線センサMelDIR(メルダー)

さあ大変、プレゼントのぬいぐるみが入った箱の中に生きた子犬が紛れ込んでしまいました。どうやって探せばいいかしら?

赤外線センサMelDIRで箱の中に入っているものの温度を検出し、シルエット画像に変換して子犬を探し出します。地球を観測する人工衛星に用いられている赤外線センサを、もっと身近なとこで活用できるように小型化し、MelDIRが開発されました。ルームエアコン「霧ヶ峰」にも搭載されています。展示された実物を見るととても小さいのがわかります。この技術によってプライバシーに配慮しながら部屋の中や暗い場所で人の姿勢や動きを検知することができます。例えば介護施設のトイレで入居者が倒れてしまったとき、MelDIRがすぐに温度データを取得してシルエット画像に変換し、AIが状況を把握して施設の職員さんのスマホに通知することができ、入居者さんの安全と介護する職員さんの負担を軽減することができます。

来場者の声

「こんなに小さな装置なのにすごいですよね。クーラーの霧ヶ峰のCMでもやってますね。家のクーラー、霧ヶ峰なんです」「介護の仕事にも役立っていると知って感激しました」

MISSION 3

パルス電界処理(PEF)技術で新鮮で美味しいジュースを世界に届けるお手伝い

妖精さんは、ファクトリーでつくるフレッシュジュースにばい菌が入っているのではないかと心配しています。加熱すれば除菌できるけど、それではしぼりたての風味が損なわれてしまいます。

「パルス電界処理(PEF)」なら熱を加えず強い電圧を与えることで除菌が可能。食材に強い電圧をかけることで、食材の細胞膜に孔を開け、それによって除菌し長期保存が可能になります。また細胞内の圧力を低下させることで食材の組織をやわらかくして食品加工の効率化も期待できます。さらに食材成分の抽出率を高められます。成分の劣化を抑えながら乾燥効果を高めることができるので、食材のおいしさをそのままに、無駄なくつかって食品ロスや加工の際のエネルギー削減などが期待されています。いま、三菱電機と食品メーカーさんがさまざまな検証を行っているところです。

来場者の声

「電圧を使った除菌技術があることを初めて知り、とても感動しました」「非加熱で食品の鮮度や色を保てることに驚きました。家庭でも使える製品が出てくることに期待しています」

MISSION 4

「翻訳サイネージ」が日本語の文章を色々な言語でサイネージに同時表示

ファクトリーに世界中から妖精さんがお手伝いに来てくれたけど、言葉が伝わらないのでリーダーの妖精さんが困っています。

そこで活躍するのが生産現場向け対話ソリューション「翻訳サイネージTM」です。工場の朝礼や研修などの場で、伝達する日本語の原稿を予め多言語に翻訳し、サイネージに同時表示することで様々な国籍の人たちとのコミュニケーションが円滑になります。翻訳した文章を、再度日本語に翻訳する「折り返し翻訳」機能(特許出願中)があるので、誤翻訳を抑制し、誤った情報伝達を防ぐことができます。日本語に不慣れな方も母国語で伝達内容を知ることができ、働きやすい職場環境の実現に貢献します。会場でも海外から来たお客様に対話ソリューション使ってコミュニケーションし、イベントを楽しんでいただくことができました。

来場者の声

「仕事で外国の方に関わることがあるので、自分の会社でもこのソリューションを取り入れて欲しいですね」「いろいろな言語が一緒に表示されるのがすごいですね。これからの時代に備えて必要な技術だと思います」

同時開催有料イベント

絵付け体験ワークショップ

家電デザイナーがつくった
アップサイクル着火剤CHACCACAOに絵を描こう!

12月22日(日)から25日(水)の4日間、Christmas Factory in PLAT UMEKITAのお隣のコーナーで、三菱電機統合デザイン研究所が企画・開発した着火剤「CHACCACAO」にアクリル絵の具で絵を描くワークショップが開催されました。「CHACCACAO」は、チョコレートをつくるときに出る“カカオハスク”というカカオ豆の殻の部分と寺院などで使われて使い残された和蝋燭の芯の部分をアップサイクルさせてハート型デザインの着火剤をつくり、それをギフトにすることで新しい価値を見出そうとする試みです。会場では、親子連れの方や仕事帰りのOLさんなどが思い思いの絵を描いて楽しんでいました。

最後に、三菱イベントスクエア METoA Ginza プレゼンツ「Christmas Factory in PLAT UMEKITA」にご来場のみなさまのお声をご紹介します

会場では、ご来場のみなさまにスタンプラリーを楽しんでいただきました。スタンプの台紙を切り離したメッセージカードにはたくさんの願いごとやつぶやき、三菱電機へのメッセージが書かれてありました。ここでは、いくつかを抜粋してご紹介しましょう。

貴社の技術とスタッフの方々の親切心に、すてきなクリスマスになりました

三菱電機の技術を身近に感じることのできるとても素敵な体験でした。楽しかったです。

知らないこと、見たことないものを見れて楽しかったです。ありがとうございました!

三菱電機のことが子供にもわかるよう説明されていてわかりやすかったです!

新聞で見たパズルキューブ世界一の機械が見られて良かった!

少しかたいイメージの会社だと思ってましたが、少し認識がかわりました

めりくりすます
たのしかったです
すたんぷがたのしかったです

電気を使った殺菌技術について初めて知り驚きを感じました

素晴らしい近未来を体験できて幸福です