イベントレポート:ペーパークラフトで「メトアキリン」を作るワークショップ

イベントレポート

Robotic Art in Ginza ─ ものづくりロボットと創るアートの世界ペーパークラフトで「メトアキリン」を作る
ワークショップ

開催期間:【第1弾】2017年1月21日(土)・1/22日(日)

【第2弾】2017年2月11日(土)・2/12日(日)

1月21日・22日に開催し、ご好評により2月11日、12日にも追加開催した「ペーパークラフトで『メトアキリン』を作るワークショップ」。たくさんのご家族にご参加いただき、最終日には行列ができるほどの盛り上がりでした。Robotic Art in Ginza のラストを飾ったイベントの様子をレポートします。

動く「メトアキリン」
を作ってみよう!

Robotic Art in Ginzaで一躍人気者になった「メトアキリン」。ロボットアームとは思えない愛くるしい動きと表情を、3階の展示でご覧になった方も多いと思います。その「メトアキリン」をペーパークラフトで作ってみよう、というのが今回のワークショップイベントです。

みなさまに作っていただくのは、単にカタチを模しただけの紙細工ではありません。「メトアキリン」の愛嬌たっぷりの顔立ちやスタイルはもちろん、りんごを取りに行くときのあの首の動きまでをも見事に再現した本格的なペーパークラフトです。設計は、紙のからくり「カミカラ」で知られるペーパークラフターの中村開己(なかむらはるき)さん。作って飾るだけでなく、指にはめてリアルな動きが楽しめる「メトアキリン」制作に、たくさんの方が挑戦してくださいました。

お子さんから親御さんまでもが熱中

ワークショップは、どなたでもご参加いただけるよう参加費無料・予約不要です。作業時間は約30分ほどで、先着順に作業テーブルへご案内し、席が空き次第、順次交代していく流れです。ワークショップ目当てで来られた方もいれば、展示をご覧になったついでに立ち寄られる方、「面白そうだから」と親子やご友人同士で飛び込み参加される方々など、本当に幅広い年齢層のみなさまにお集まりいただきました。

参加者にお渡ししたペーパークラフトの台紙には、1枚のシートに「メトアキリン」のパーツがギッシリと収まっています。台紙から切り込みに沿ってパーツを外し、各部位を組み立てていく様子は、まるでプラモデルのよう。パーツ同士の合体も紙の結合だけでできるので、糊やボンド、ハサミやカッターなども不要。まさに手と紙だけで「メトアキリン」が作れるというわけです。でも、凝った仕掛けがあるため、難易度はちょっと高め。見守っていたはずの親御さんがついついお子さんよりも熱中してしまう、といったシーンも見受けられました。

参加者には
「デコじゃがりこ」をプレゼント!

小さなお子さんや説明書だけでは不安という方にはサポートスタッフがひとつひとつの工程をていねいにアドバイスし、すべての参加者が「メトアキリン」を完成させることができました。「メトアキリン」ができあがるたびに、テーブルのあちらこちらで「できたー!」「おめでとうございます!」の声が響き合います。どの顔もとてもうれしそうです。

作るのが大変な分、完成したときの達成感もまたひとしお。さっそく指にはめて「メトアキリン」を動かしてみたり、そのギミックにあらためて感動してみたりと、どなたもその出来映えに満足されているご様子でした。完成した「メトアキリン」は、中身の見えるラッピングに入れて進呈。参加された方には、じゃがりこのキリンと「メトアキリン」が向き合う、オリジナルパッケージの「デコじゃがりこ」をお持ち帰りいただきました。

ものづくりを通じて得られる
新しい発見

ワークショップに参加されたお客さまからは、たくさんの素敵なお言葉をいただきました。「いつもゲームばかりしている息子が一生懸命取り組んでいる様子に感動しました」「子どもがひとつのことに集中するいい機会になった」「子どもだけでなく、親も童心にかえって楽しめました」などなど。なかには、「うまく作れたから、孫へのプレゼントにします」といううれしいお声も…。

ものづくりは、三菱電機の原点。その楽しさをみなさまと分かち合うことができたように感じました。METoA Ginzaでは、これからもみなさまに新しい出会いや発見をお届けするイベントを企画してまいります。